コンビニエンスストアでアルバイトをしている「留学生」の方へ

年の卒業シーズンに向けて、卒業後もコンビニエンスストアで働くことを検討しませんか?

ここ数年、コンビニエンスストアで外国人スタッフと接しないことはない、というくらい外国人スタッフは私たちの日常生活に溶け込んでいます。その中には多くの留学生もアルバイトをしています。

留学生の中にはコンビニエンスストアの仕事が好きで、「学校卒業後もコンビニエンスストアで働きたい」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
このコラムは、そのような希望を持っている方に是非、読んでいただきたい内容になっています。


数年前までは、留学生が卒業後にコンビニエンスストアで正社員として働くことがかなり困難でした。なぜなら入管が「ビザ」を発給してこなかったからです。

しかし、最近では留学生からコンビニエンスストアの「正社員」になれるビザ「技術・人文知識・国際業務」が発給されるようになりました。

もちろん、いくつかの条件があります。
例えば、数年先にはコンビニエンスストアの店長候補となるようなキャリアパスがあるか、または複数店舗のマネジメントを任せられるような研修があるか、などです。

また、コンビニエンスストアの企業形態や規模などによってもビザの許可条件が違う場合があります。
そこで、ここでは当事務所で最近、「留学ビザ」から「技術・人文知識・国際業務」のビザがおりた例を2つ、ご紹介します。

事例1
この方は、日本の大学を卒業された方で、いずれも以前からコンビニエンスストアでアルバイトをしていました。
オーナーさんに就職をしたい、と相談したところ、当事務所にビザの切替を相談されました。
結果は無事、「技術・人文知識・国際業務」ビザが発給されました。今は希望通り、コンビニエンスストアの正社員として働いており、お店では将来の店長候補として、大変、期待されている存在となっています。 

事例2

この方は、母国の大学を卒業し、日本語を学ぶために来日されました。
毎日、日本語学校に通う傍ら、コンビニエンスストアでアルバイトを始めたところ、仕事の内容が自分の性格に合っていることに気づき、事例1の方と同様にオーナーさんに就職を希望すると相談したところ、当事務所にビザの切替を依頼されました。
この方も「技術・人文知識・国際業務」ビザが発給さました。希望通りのビザがおり、新しい在留カードをお渡しした時には大変喜んでいただきました。

このように、ビザの面からみると、「留学生」から「正社員」への道は拡がりつつある、と言えます。

当事務所では最新の情報を収集すると共に過去からの知見を生かして皆様の希望がかなえられるよう、サポートいたします。

法律では、留学先の学校を卒業すると同時にアルバイトは出来なくなりますので、ご興味のある方はお早めに当事務所にお問合せください。